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Image by bharath kumar

インフレーション成形

インフレーション成形とは、プラスチックフィルムやチューブ製品
を効率的に製造する方法の一つです。
押出機で樹脂を溶融し、空気を吹き込む事で薄膜上に膨らませながら
冷却・引き取りを行います。
この手法は、柔軟なパッケージ材や建材など、様々な分野で利用されています。


製造プロセス


​​










①原材料(ペレット)投入
 ホッパーに樹脂原材料(ペレット)を投入します。​

②押出し
 押出機で樹脂を溶融し、均一な状態にする。

③ダイ形成
 丸ダイスを通じて、溶融樹脂を円筒状に押し出します。

④空気吹込み
 冷却用の空気をエアーリングから吹込み円筒状のフィルムを
 膨らませます。

⑤冷却
 空気パブルが安定するまで冷却し、形状を保持します。

⑥引き取り・巻き取り
 ピンチロールで連続的にフィルムを引き取り、巻き取り機
​ にてフィルムを巻き取ります。
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​メリット
​・大量生産が可能
・高い成形速度で効率的
・均一な薄膜を製造できる。


主な用途
​・包装フィルム(食品や医療用途)
・農業用フィルム
​・チューブ製品(建設や輸送用途)​

インフレーション方式・インフレーション成型
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