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単軸フィルム製膜機

単軸Tダイフィルム製膜試作

スクリュー径   : 20㎜ or 55㎜

スクリューL/D: 36

​スクリュー 数: 単軸

真空ベント  : 有(1カ所) ※ベント無しも対応

​ダイス幅   : 200㎜ or 400㎜ or 800㎜

スクリュー種 : 4種

         フルフライトスクリュー

         ダブルフライトスクリュー

         ダルメージ付き 高吐出 2ステージフライトスクリュー

         ダルメージ付き 低吐出 2ステージフライトスクリュー 

樹脂種    : 汎用プラ~スーパーエンプラ

可能製膜厚み : 実績ベース 4μ~6㎜

​その他    : N2パージ実施可能

キャストロール: 金属(クロムメッキ) or フッ素ロール

​ニップロール : シリコンゴム or フッ素チューブロール

シートフィルム成型とは?

シートフィルム成型には押し出し成型の中でも、【Tダイ法】などが用いられます。

Tダイ法(Tダイフィルム製膜)では、押し出し器の先にある【Tダイ】と呼ばれる金型から

溶融樹脂を広幅に押し出します。(成型可能幅はTダイ幅に依存します)

この押し出した樹脂を、ロールで延伸させてシートやフィルムを成型していきます。

Tダイ法で用いられるTダイについて代表的な3種。

​マニホールドダイ

マニホールドダイとは、ダイの幅方向に円筒状のマニホールドを持つのが

【マニホールドダイ】です。Tダイの中では最も広く使用されます。

【マニホールド】とは、幅中央の1カ所から供給された溶融樹脂を幅方向に

広げる為の樹脂貯めです。

中央部と両端では樹脂の流路は大きく変わる為、Tダイの出口(リップ部分)

からの樹脂の流出を均一にする為、マニホールドは非常に重要となる。

フィッシュテールダイ

フィッシュテールダイとは、魚の尻尾のような形をしており、【マニホールドがない】​

のが特徴です。

​主に、硬質塩化ビニルのような熱安定性が悪く高粘度の樹脂に使用されます。

コートハンガーダイ

コートハンガーダイとは、洋服をかけるハンガーのような形状の【コートハンガーダイ】は、

マニホールドダイ・フィッシュテールダイをかけ合わせた構造となっています。

マニホールドダイより小さいですが、扇形のマニホールドを持っています。

単軸とは?
単軸とは、バレル内の樹脂材料をダイスに送り込む役割のスクリューが1本となります。​

スクリューの搬送力はほぼなく樹脂の溶融状態、溶融効率を考え使用する樹脂に
最適な温度を掛けてバレル内の各箇所での樹脂の溶融状態をスムーズにしダイスに送り
混むことで、未溶融・フィッシュアイの発生が非常に少ない状態となりフィルム製品の
欠点が発生しにくくなります。

しかし、温度条件の不備及び樹脂の物性によってはバレル内のトルク過負荷・圧力の
ばらつきも発生しやすくなります。

尚、樹脂に添加剤などを配合する際には単軸では分散性・混練り性が低くなるため
​二軸でのTダイフィルム製膜が向いている場合がございます。

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