採取ペレットサイズの調整
- n6nomura
- 4月9日
- 読了時間: 2分
ペレットサイズは「見た目」だけではなく、
供給安定性、溶融性、最終製品品質に直結します。
試作段階でしっかり詰めるべき重要パラメーターです。
■ペレットサイズの調整は基本的に
カット条件×押出条件×冷却条件の3つで決まります。
①カット条件(最も支配的)
●調整要素
・回転刃の回転数(rpm)
・刃数
・刃の切れ味、当たり
●どう効く?
・回転数UP → ペレットが短くなる
・回転数down → ペレットが長くなる
●目安イメージ
・高回転 → 2㎜~3㎜ (ショートペレット)
・低回転 → 4㎜~6㎜ (標準~ロング)
②押出量(スループット)
●調整要素
・スクリュー回転数
・フィード量
●なぜ影響する?
・押出量が増えると
→ストランドが太くなる & 送り速度UP
→同じカットでも長くなる
※ペレットサイズ一定化は
「吐出量とカット回転数をセットで管理」
③ダイ(口金)設計
●調整要素
・穴径(φ)
・穴数
●どう効く?
・φ大 → 太くて長いペレット
・φ小 → 細くて均一
●注意
フィラー入りは大径が小さすぎると詰まりやすい
④冷却条件(水槽・エアー)
●調整要素
・水温
・冷却距離
・エアーナイフ強さ
●なぜ効く
・柔らかい状態でカットすると → 伸びる(長くなる)
・しっかり冷却すると → パキッと折れる(短く安定)
●対策
・水温20~40℃で調整(樹脂種による)
・冷却距離を一定化
⑤ストランド状態
●原因
・溶融粘度(MFR)
・フィラー量
・表面ベタつき
●現象
・ベタつき → 引き伸びる → 長くなる
・脆い → 割れる → 短くなる
●対策
・温度プロファイル見直し
・添加剤(滑剤、離型剤)調整
⑥切断方式の違い
●ストランドカット
・一般的(長さ調整しやすい)
●ホットカット
・球状に近い
・サイズはダイ×回転で決まる(伸びの影響は少ない)
■現場でよくあるトラブル
●サイズがばらつく
→フィード脈動 or 刃の摩耗
●やたら長い
→カット回転数が遅い or 樹脂が柔らかすぎる
●粉が多い
→冷却不足 or 脆化(フィラー過多)






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