top of page
検索

ペレットがベタつく原因と対策!乾燥・温度・配合まで徹底解説

  • n6nomura
  • 24 時間前
  • 読了時間: 2分

ペレットのベタつき(ブロッキング)は、

・袋詰め時に固まる

・搬送トラブルになる

・成型時の供給不良に繋がる

等、後工程に大きな悪影響を与える重要不良です。


本記事では、原因を整理しながら、すぐに実践できる改善策を解説します。



■ベタつきの主な原因

①温度が高すぎる(冷却不足)

・ペレットが内部まで冷え切っていない

・表面が柔らかい状態で接触 → 付着

※よくあるケース

・水冷後の乾燥不足

・空冷距離が短い


②樹脂の軟化点、Tgの影響

・低軟化点材料(PE、EVA 等)は特に注意

・夏場や高温環境で悪化しやすい


③添加剤の影響(ブリード、滲み出し)

・可塑剤

・ワックス

・滑剤(過多)

※表面に成分が出てきて【ぬるっ】とする


④含有、乾燥不足

・水分が残っていると表面が粘る

・特に吸湿性樹脂(PA、PET 等)


⑤カット条件の問題

・カット面が粗い、潰れ

・ストランドが柔らかい状態でカット


⑥保管、環境要因

・高温多湿

・積み重ねによる圧力

※時間経過でブロッキング発生



■改善方法

①温度管理

・冷却水温を下げる(20℃以下目安)

・冷却距離を延ばす

※ペレットの温度を【手で触れて冷たい】レベルまで


②乾燥強化

・滑剤、ワックスの重要適化

・ブロッキング防止剤の使用(シリカ 等)


③添加剤の選定変更

・低ブリードタイプへ変更

・分子量の高い添加剤へ


④カット条件調整

・カット温度を下げる

・ナイフ状態の最適化

・ストランドの冷却強化


⑤保管対策

・冷暗所で保管

・フレコン内温度上昇防止

・早期使用(先入先出)



■樹脂別の注意点

●PE / PP : 低融点 → 冷却最重要

●EVA / TPE : 特にベタつきやすい → 添加剤設計が鍵

●PET / PA : 乾燥不足が主因になりやすい



ペレットのべたつきは単一原因ではなく【温度×配合×設備条件】

の複合要因で発生します。


【条件提案~試作実施~データ提供】まで対応する事で

再現性の高い最適配合、条件設計を実現し、開発スピードを

大きく向上させます。







良品ペレットとベタつきペレットの比較図。外観、断面イメージ、状態・特徴に関する解説。良品は表面滑らか、ベタつきはブロッキング発生。




 
 
 

コメント


N.6株式会社 ロゴ
bottom of page